家というのは、時代の流れとは別に
自分の人生の流れのなかで考える機会が訪れます。
住まいの老朽化、住まい手の高齢化、住まい手の健康面の変化、
それが個別に来る場合や同時に来る場合もあります。
ここでは段差処理などの各部分のバリアフリーデザインではなく、
事例に基づいた住まい方のヒントをお伝えします。
まだ介護は不要な住まい手ですが、一人暮らしの不安は否めません。
同居するという手もありますが、四六時中べったりいる必要もないのです。
一緒に暮らす以外の会う必然をつくる
ということで、この方の実家のリノベーションでは
余剰スペースにオフィス機能を設けました。
実家に出勤する
というイメージです。
(玄関はいってすぐに執務スペースに向かう廊下)
そうすると、毎日お互いの顔を合わすことができるので
お互いの状況を把握できる。
「スープの冷めない距離」で親子が住まうなどがあります。
同居にこだわらずにお互いが距離を保ちつつふれあう方法を模索するのも
よいかもしれませんね。
実家にオフィスを組み込む。
実家に出勤する。
リモートワークを視野に入れると
これからの実家との関わり方のひとつのタイプかなと考えています。
大阪の設計事務所が創る家/住まい・注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けます。
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