大阪の設計事務所・建築家の住宅設計

≪ ヒノキチオール ≫ は、

1936年に台北帝国大学（現在の国立台湾大学）教授の野副鉄男により「台湾ヒノキ」の精油成分から発見され命名されました

建築家が創作する【森林の香りを味わう暮らし】の住宅設計

名前から、日本の檜（ヒノキ）にも多く含まれているように思われますが、意外と、日本の檜（ヒノキ）にはほとんど含まれず、ヒノキチオールを含有する樹種としては、台湾ヒノキ（台湾）、青森ヒバ（日本）、ウエスタンレッドシダー（北米）などがあげられます。

現在、台湾ヒノキは減少しており、自然・天然のヒノキチオールを抽出できる原料は、そのほとんどが日本の「青森ヒバ」です

ヒノキチオールは、「青森ヒバ」の「おが屑」を水蒸気で蒸し、分離精製して抽出して、概ね２ｔ車一杯のうち、わずか200ｇしかとれません。それ故、非常に貴重な成分であります。

ヒノキチオールの効果・効用

・殺菌・抗菌作用　　　　カビ・雑菌を寄せ付けない
・癒し効果　　　　　　　森林の香りでリラックス
・消臭脱臭効果　　　　   不快な臭いを抑える
・防虫効果　　　　　　　白蟻・ダニなどを寄せ付けにくい
・皮膚疾患の改善作用　　炎症を鎮める消炎作用
などが報告されております。

（注意）青森ヒバを注文住宅内部で多量に使用される場合は、樹木の出す独特の香りに好き嫌いがある場合があります。

青森ヒバ を使った浴室設計｜ 中庭を活かした浴室：露天風呂のようなバスルーム空間設計

中庭に面した浴室は、光が十分に差し込みながらも屋外からの視線を完全に封じるため、日中も気持ちよく入れる憩いの空間。
浴室の木材は、自然素材・天然素材：青森ヒバ を使用して設計を施しております。

お風呂と中庭との間にある扉を開けると、手入れされた中庭の緑の風景を観てのバスタイムは明るく開放感を感じ、都会においては贅沢な一時を過ごせます。また、自然光・通風が浴室のメンテナンスにとって非常に重要な一役を担った住宅設計を施す。

中庭のある自然素材住宅：天井の高いリビング｜植栽が施された中庭に面する窓より観る