建築家との家づくり:建築家・設計事務所 大阪|注文住宅の住宅設計
光をデザインする
光をデザインするコツ:設計ポイント
降り注ぐ光にもいろいろな味わいがあり、これを上手く想定設計する。
陽射しは住宅内を明るくさせるだけではなく、空間に表情を持たせることができます。
南側からの眩しい太陽光、北側の穏やかな陽射し、屋根面トップライトからの均一な日差しを享受する建築家ならではの設計。
住宅設計事例:S 邸 |光を透過する網目状のらせん階段、トップライト
狭小住宅の設計では、「狭さに意識がいかない」ようにすることが大きなポイントですが、光を採り入れた空間デザインを導入して表情と開放感を出す住宅設計も図ればと考えます。
らせん階段側のアルミサッシ面の乳半ガラスから光が拡散する設計配慮
らせん階段の踏板・段板をエキスパンドメタルで設計する事で、陽射しが屋根面のトップライトから降り注ぎ、サイドの不透明な乳半ガラスごしの柔らかい光とあいまって、室内に陰影の表情をつけました。
スチール製の網目状のらせん階段は、上下階の空間に光を通す設計配慮
屋根面の天窓(トップライト)より、2階・1階へと光が降り注ぐ設計を施す
外壁を構築するサッシ面の乳半ガラスより、光が一面に拡散します
ーー 光をデザインーー
いつも過ごす家・住宅だからこそ、建築家:設計事務所の住宅設計のコツを取り入れて、ありきたりではない、ちょっと毎日の暮らしが楽しくなる「帰りたくなる家」を創るのは如何でしょうか。
【 乳半形状のガラス 】
フロート板ガラスの片面に和紙調のフィルムを密着させた装飾ガラスは、透過性が高くバックヤードのシルエットが映りにくいので間仕切り壁・建具として利用しております。美しい和紙の風情が、趣をあたえ、室内の間仕切りや窓ガラスに温もりと落ち着きを感じさせる住宅となります。
【 ポリカーボネート複層版:乳半 】
ポリカーボネートは、透明な金属と呼ばれ、ガラスと比較し施工しやすく破損しにくい、軽量で強靭な透明材料です。更にアクリルと比較して燃えにくく、塩ビのように焼却時に有毒ガスの心配も無い安全材料として広く認知されています。(AGC㈱より)
【 ワーロンシート 】
和紙の配色を考慮したデザイン障子をインテリアと考え、光をやさしく透かすワーロンシートの特性を活かしてカラーコディネートの上、やわらかな光空間の演出設計が可能となります。
住宅設計事例:NM 邸 |乳半形状のガラス
ダイニングキッチンから直接入れるように寝室は、間仕切りに乳半形状のガラスを採用し、奥まった和室を明るく居心地の良い空間とする設計を施す。
ダイニングキッチンに近接した寝室の壁に乳半形状ガラスとして、光を導入設計
乳白色のガラス越しに柔らかい光がさしこむバリアフリー設計の寝室
住宅設計事例:NH邸 |ポリカーボネート複層版:乳半
キッチン後ろの乳白色のポリカーボネート複層板の建具は、冷蔵庫・食器棚などの雑多な家具類を隠す
部屋の間仕切り設計:乳白色のポリカーボネート複層板は、ソフトな感覚・隣室に光を透過させる
住宅設計事例:NI 邸 |ワーロンシート
廊下に面する外の光を優しく導入し屋内の諸室に拡散させる設計
現代のモダンな趣きを創作して外光を取り込む設計
住宅設計事例:NS 邸 |ワーロンシート
和室:障子と光を活用してモダンな空間を演出する瞳に優しい設計
住宅設計事例:NH 邸 |ワーロンシート
吹き抜けのある天井の高い広いリビングのロフト部分の障子は、夜間において、リビングの照明器としての役割。
実面積以上の広さを感じるリビング設計
昼間の状態
夜間の状態:障子がリビングの照明器の役割を果たす設計
店舗設計事例:中華店舗|ワーロンシート
内装色彩カラーの基調色である朱色をカラーコーディネートしたワーロンシートの障子(写真:左側)を外壁側のアルミサッシにはめ込む設計を施す。
活気のあるイメージをお客様にお持ち頂く明るい色調のデザイン設計