建築家との家づくり:建築家・設計事務所 大阪|注文住宅の住宅設計
一戸建ての坪数の目安は?
家を建てるときにどれくらいの広さが必要なんだろう?
家を建てるときにどれくらいの広さが必要なんだろうと考えたことはあるでしょうか?
今住んでいる住まいをはじめ、実家や祖父母の家なんかを思い出しますね。
あるいは建売住宅のチラシをみて部屋の数を探ったり。
ここでは、住宅金融支援機構や国交省の基準をご紹介します。
この数字はあくまでデータです。これを満たさないと無理というものではありません。
1坪は3.30579㎡、畳2畳分
不動産情報を見ているとよく出てくる「坪」や「畳・帖」。 これらは単位です。
1坪は3.30579㎡(平米・平方メートル)、畳2畳分です。
1畳は1.82405㎡です。
概ね1間×1間:1.82×1.82=3.3124㎡ 坪単価など考えるときにも便利です。
また、1㎡は0.3025坪。
㎡を坪に換算する際には、㎡数×0.8025で「坪数」になります。
覚えておくと便利です。
注文住宅の坪数の目安|住宅金融支援機構による
住宅金融支援機構による「フラット35」利用者を対象に調査したデータによると、
フラット35利用者調査(2019年度)
注文住宅|125.8㎡(約38坪)
建売住宅|101.1㎡(約30坪)
のような数値が挙げられています。
住宅の坪数と住まう人数との関係
誘導居住面積水準|国交省「住生活基本計画 (全国計画)」による 住生活をめぐる現状と2016~2025年の今後10 年の課題、それらに対応するための施策の基本的な方針が住生活基本法に基づき制定されました。
それによると、
(1) 一般型誘導居住面積水準(都市の郊外及び都市部以外の一般地域における戸建住宅居住を想定)
① 単身者 55 ㎡(約17坪、約34畳)
② 2人以上の世帯 25 ㎡×世帯人数+25 ㎡
→4人暮らしの場合…25㎡×4人+25㎡=125㎡(約38坪、約76畳)
3人暮らしの場合…100㎡(約30坪、約60畳)
2人暮らしの場合…75㎡(約23坪、約46畳)
(2) 都市居住型誘導居住面積水準(都市の中心及びその周辺における共同住宅居住を想定)
① 単身者 40 ㎡(約12坪、約24畳)
② 2人以上の世帯 20 ㎡×世帯人数+15 ㎡
→4人暮らしの場合…20㎡×4人+15㎡=115㎡(約35坪、約70畳)
3人暮らしの場合…75㎡(約23坪、約46畳)
2人暮らしの場合…55㎡(約17坪、約34畳)
(参考)最低居住面積水準
(1) 単身者 25 ㎡(約8坪、約16畳)
(2) 2人以上の世帯 10 ㎡×世帯人数+10 ㎡
→4人暮らしの場合…10㎡×4人+10㎡=50㎡(約15坪、約30畳)
3人暮らしの場合…40㎡(約12坪、約24畳)
2人暮らしの場合…30㎡(約9坪、約18畳)
★ よって、人数から必要坪数は
4人暮らしの場合…115㎡(約35坪、約70畳)~125㎡(約38坪、約76畳)
(最小)50㎡(約15坪、約30畳)
3人暮らしの場合…75㎡(約23坪、約46畳)~100㎡(約30坪、約60畳)
(最小)40㎡(約12坪、約24畳)
2人暮らしの場合…55㎡(約17坪、約34畳)~75㎡(約23坪、約46畳)
(最小)30㎡(約9坪、約18畳)
住まい手サイズの広さを見つけましょう!
最近は、子ども部屋は小さくてよいと意見や巣立った子ども達の部屋が不要など
要不要のスペースも各家庭によって変わってきます。
これらはあくまで数値データですので、ご参考程度にしてください。
これに適合しないからできないというわけではありません。
私たちなどの専門家との対話を重ねて自分にあったスタイルを見つけましょう。