HOME > 建築家との家づくり Q&A > 建築家(専業の建築設計事務所)とハウスメーカーの違い

建築家との家づくり:設計事務所 大阪|建築家の住宅設計、リフォーム
建築家(専業の設計事務所)とハウスメーカーの違い

住宅をどのように手に入れるのか?|選ぶのか?つくるのか?

建築家・設計事務所が創るオンリーワンの住宅設計

『建物を建てる・注文住宅を買う』という基本の考えについて、ハウスメーカーでは、家(建物)を「 商品 」として考えます。
「商品」という概念では、少しでも多くの利益・利潤の追求が最も大切な事です。

一方、無二建築設計事務所は、住宅(建物)を「 作品 」として考えています。
お客様と一緒に、世界に一つの作品(建築)に向かい合い、ひとつひとつに想いを込めています。

ハウスメーカーの家づくり

大量に住宅を販売することを前提とした構造である為、ある一定の規格化された工法・デザイン・寸法等の住宅を構築する事を国から一括して許認可を受け、その中で住宅を建てる会社です。

ハウスメーカーのメリット|部材・工法・プラン手法の工業化による管理で一定範囲での品質が安定

住宅を構成する主要な部材が工場生産・出荷されているので品質が安定した住宅づくりが可能です。


実際に住宅の建築工事に携わるのは、地元の提携工務店が行います。住宅を次から次へと同じ工法で建築するため、工事の施工に慣れており技術監理も少なくてすみます。細部の仕様は概ね決まっているので、部屋の間取りが決まれば設備のランクや色あいなどを決めるぐらいで効率よく短い工期で工事が完工します。また、サポート体制も整っておりアフターフォローもしっかりしていると思います。

ハウスメーカーのデメリット|各社のルールの中で選ぶ作業

各メーカーが「自由設計」と謳っていますが、国から許認可を受けた範囲内での「自由設計」となります。
即ち、工法・デザイン・寸法が国から許認可を受けた範囲内で決められているので、設計の自由度が大幅に制限されます。例えば、天井高を2.4m~2.5mで国の許可を受けている場合、開放感を求めて3.0m~4.0mにしたい場合は対応できません。

又、できたとしても規格外となり、別途、許認可が必要になるため大幅なコストアップが生じます。


コスト面では、自社が販売しようとする工法・建材・指定されたメーカーを推し進めます。住宅展示場の建設費・維持費、広告費、営業マンの人件費・他の営業経費が住宅の原価コストに約30%近く上乗せされています。このことは会社経営上、当然の事であると思います。


尚、ハウスメーカーの多くが20年以上の長期におよぶ保証システムを導入していますが、この「長期保証システム」については、気を付けておいてください。


参考ページ:ハウスメーカーと工務店の 利益率
        ハウスメーカーの 長期補償システム

 

【長期保証システム】
各メーカーによる10年、20年~の定期点検を行い有償メンテナンスを受けることが保証延長条件(免責事項があります)となります。
これが意外と高額となるケースがあります。当事務所の依頼者もこれが高額であるため、先代が建てられた20年経った建物の定期点検を取りやめられ、2代目の方からの新築依頼を受けております。

ハウスメーカーや工務店主導の住宅は、ご要望をよく聞き、「その通りに」してくれます。

上記のメリット・デメリットに加えて、住まい手がご希望を伝えると、その通りにしてくれることが多いです。
たとえば、フローリングの種類とか、ドアのデザイン、壁紙など。
一所懸命に考えたそれらをきちんと施工して完成してくれます。

すると、どうでしょうか?

住まい手がたしかに「伝えた通り」完成していますが、納得いく仕上がりになっていないことが多い、とハウスメーカーさんで建てた人に聞くことが少なくありません。

この方の場合、住まい手の「言われたこと第一」を最優先に考えての行動を取られることが多いのです。

何が必要だったのでしょう?何がほしかったのでしょう?

きっと、御用聞きではなく、共に考えてくれるパートナーだったのではないでしょぅか?

病院行っても症状がうまく説明できないように
好きなものをどう好きかをいえないように
理想の住まいもなかなか初めては伝えられないものです。

そのような住まい手の為になることを対話により引き出すのが建築家との設計の醍醐味だと考えています。

※住まい手の方がいろいろと試行錯誤して「これがいいんだ!」と選べる場合はハウスメーカーさんとの家づくりはきちんと対応してくれると思いますので納得いく家づくりになると思います。

建築家(設計事務所)の家づくり

建築家・設計事務所が創るオンリーワンの住宅設計

当無二建築設計事務所:建築家では、まず建物を建築される方の「使い方」・「住まい方」に注視し、一軒・一軒とそれぞれの家族の住まい方に合う設計をしており、このことが一番の価値です。他の家族から見れば違和感がある住宅かもしれませんが、そこに住む建て主・家族にとっては必要な要素が詰まっています。

このことは金銭に換算できない価値があります。単に床面積や建築価格だけで高い・安いとハウスメーカーの家と単純比較することは難しい限りであります。

設計事務所のメリット|対話を重ねご要望と気づきを見つけ出し、あなたのためになる設計をします。

ハウスメーカー(や工務店)の社内の建築設計士の場合は、構造や工法、内装建材・設備などを普段取引しているメーカー・会社に合わせて設計しなければなりませんので、建て主ご家族のライフスタイルに合わせて制約なしに家を設計するということは実質的に無理が生じます。この点、建築設計事務所では、しがらみがなく個々の建て主に対応したデザイン性やアイディアがとても豊富でオリジナルの住宅を提案・創作ができます。


また、建築コストの面においては、この個所はコストかけて、他の個所は控えめとするなどというように、度重なる意見交換のもと施主の立場に近い目線で予算のバランス考慮して造り上げていきます。

設計事務所のデメリット|プランと信頼を積み重ねる対話を行うので、時間を要します。

それぞれの建て主・ご家族のライフスタイル・こだわりに応じた提案をするため、ヒアリングやプランニング、打ち合わせに時間がかかります。また、約30~40坪程度の住宅では、設計から新しい住宅に住めるようになるまでには、約1年~かかります。


建築家は、融資方法・資金相談や相続・登記などの手続きはあまり詳しい知識を持ち合わせておりません。私どもでは、ご希望の方には司法書士や税理士をご紹介をさせて頂きますので、ご安心ください。

 

住まいづくりは人生に一度の大仕事。そのパートナーになりたいと思っています。

普段どおりと新しさを感じる、あなたの生活に「変化」をもたらす無二の空間を設計します。

メディアに取り上げられる家だけが「家」ではありません。

建築家・設計事務所が創るオンリーワンの住宅設計

●メディアは多くの情報を伝えてくれます。参考になることが多い反面…

近年は生活スタイルやインテリア、建築に関心を持った雑誌やWebサイト、SNSで
たくさんの情報が手に入れることができます。
私たちにとっても関心を持ってもらうきっかけがたくさんありうれしいことです。


画像をはじめ情報が多いあまりに目移ししたり、「選ぶことが目的」になってはいないでしょうか?

家や建築づくりには他人や情報に合わせる必要はありません。
自分の住まいなので自分でつくればいい。
その際のパートナーとして設計事務所があります。

設計事務所にはあなたよりも住まいづくりに携わった経験が多いので、
さまざまなアイデアやデザインに仕上げることが得意です。
これは設計事務所とともに住まいづくりをするメリットといえます。

 

●建築の魅力とそれによる誤解


いまだに建築の面白さや深さはあるなと思っています。

設計図通りに柱が建ったり屋根ができたり工事が進んで完成していく様子をみただけでも感動します。

裏を返せば、家づくりに携わるみなさんも感動されることでしょう。

その感動をともに味わいたいと思っています。

 

それがモチベーションになる一方で、
建築の面白さの追求を競うことに終始して、
「依頼主が主役である」ことを忘れがちになる同業者は少なくありません。

「私の思っているのと違う」「建築家が勝手につくった」

あなたが建築家に不信感を抱く点なのかもしれません。

 

私たちは「建築家のための建築」ではなく、「あなたのための建築」を設計します。

あなたとともに建築の素晴らしさを体験させていただけることに感謝して取り組みます。



あなたのこれまでの生活に新しさを取り込んで、変化のある生活を実現しませんか?

さらに詳しくは 当サイトの【大阪の設計事務所 無二建築設計のコンセプト】をご覧ください。

 

大阪の設計事務所が創る家/住まい・注文住宅の設計は、住み始めて愛着がまし、共に過ごす時間を楽しんで頂けると思います。
店舗設計、ビル・マンションの設計、家・住宅の設計でこだわりの建築を大阪の建築家:無二建築設計事務所と叶えてみませんか

 

お気軽にご相談(建築相談・設計相談)ください。