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建築家との家づくり:設計事務所 大阪|注文住宅の住宅設計
敷地調査・地盤調査・地盤改良

 

住まいの土台:土地を知ろう 

「敷地調査」 ・「地盤調査」 ・「地盤改良」について

注文住宅・マンションをはじめ建築物を建てる設計において、まず「敷地条件」が解らないとプランニングはできません。
多く存在する建築物・住宅が建っている敷地において、それぞれの地盤の状態が異なります。


それぞれの建築物により異なる地盤


敷地調査

住宅などの建物を自分の土地に建てるのだから、「費用さえかければ思い通りの建物が建てられる」と思い込んでいませんか。

日本では、安全・日照・景観・眺望・通風等いろいろな面で住環境を保護するために建築基準や都市計画に関する法律があり、その範囲内でないと家づくり/注文住宅・マンションなどの建築設計~建築工事をすることができません。

土地を新たに購入される方は建蔽率や容積率などだけでなく、地区条例などで建築面積の制限がされる場合もありますので、しっかりとチェックする必要があります。

「敷地調査」の流れ

現地視察:敷地形状・道路状況・地盤状況などの土地の現況確認、周囲の建築物や街並みの状況確認 など
法務局での調査区画割りや土地形状・里道や水路等法定外公共物の確認
役所での調査:法律や条例等の規制や上下水道の現況の確認規制や問題が生じている場合は、事前協議が必要となる場合もあ
  ります。

地盤調査

 「地盤調査」は、新築や大規模リフォームなどをされる際には、必ずしなければなりません。

 地盤調査をして、建築物のかなめとなる「基礎」の考慮をすると共に、地盤の硬さが規定値以下の場合、地盤補強・地盤改      良等の設計対策が必要です。

 地盤補強などの土地改良や基礎の考慮は予算の配分にも大きく影響します。
    それぞれの費用は、地盤の硬度や広さ、建物の規模・構造などにより異なります。

● 費住宅の基本は「安心して過ごせる住まい」

地盤調査の実例

地盤調査の実例

「地盤調査」の流れ

 事前調査 :敷地調査をふまえて、より詳しい敷地状況を確認し、地形図や土地条件図などから敷地の履歴を確認します。
  例:市街地・農地・台地・谷地・沼地・人口地形(埋立地・盛土地・平坦化地など)


 地盤試験 :地盤状況を計測試験し、科学的に把握

試験方法
 スウェーデン式サウンディング調査(SWS試験)
 一般的な住宅で主に採用されています。
 キリ状の先端部を取り付けた器具に荷重をかけて、地中への貫入度を計測、その後、ハンドルに回転を加えて、25cm下げるの
 に必要な回転数を測定。


 その他 表面波探査法やボーリング調査などがあります。

地盤改良

地盤調査の結果によって、地盤改良を行います。

一般的な住宅の地盤改良の種類

 表層改良工法
  軟弱地盤が深さ約2メートルまでの場合 有効な工法。
  軟弱地盤の下の良好な地盤まで掘り下げて、固化材と混ぜた土を埋め戻して改良します。

表層改良の実例

表層改良の実例

 柱状改良工法
  軟弱地盤が深さ約2~8メートルまでの場合 有効な工法。
  軟弱地盤下の良好地盤まで貫いて、支持地盤を造り、建築物を支持します。

柱状改良の実例

柱状改良の実例

 鋼管杭工法
 軟弱地盤が深さ約2メートル以上や狭小地など大型重機が入りづらい場合に採用します。
 鋼管杭は一般的に耐腐食性に優れた炭素鋼管杭を使用。
 深度約30メートルほどまで工事が可能です。

 

当建築設計事務所では、その土地の持ち味を生かして、お客様のご要望に応じながら、今後の暮らしに向けてより活かせる住まいにするために、長年の経験をふまえた注文住宅の設計の工夫をこらし、新たな価値を創造します。

 

大阪の設計事務所が創る家づくり・注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けます。
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