大阪の設計事務所・建築家の住宅設計

大阪市内ながら、公園に接する敷地条件を活かして南面に大きな開口を設け、人の五感に働きかける自然や太陽光を取り込んで、あたたかみのある無垢材（ヒノキ）の床、天井が高い大きなリビング、広いウッドデッキなど子供の好奇心や五感を刺激しながら、家族みんながゆったり楽しく過ごせる建築家ならではのアイデアが盛り込まれた住宅設計が施されております。

女性建築家の視点から家事のストレスが少なくなるキッチン動線や主婦に負担の少ない動線を計画するとともに、日々の暮らしの中で親子のきずなが深まり、お互いの気配が感じあえ、余裕をもって子育てを楽しめるように生活空間を構成。

子供の病気についての配慮。

長女が幼年期においてアトピー性皮膚炎や小児喘息を患った経緯から、住宅内では健やかに過ごせるように、内装材として床材：ヒノキ無垢材、浴室壁材：青森ヒバ無垢材、塗料：自然塗料（オスモ塗料）などを使った自然素材住宅です。

住宅内のエネルギーを電気エネルギーに一本化したオール電化住宅は、安心・クリーン・経済的で、快適な生活が味わえます。

１階玄関ホールの右側は、アトリエ。左側は、中庭に面した「炉」のある寝室。

省スペースに有効活用できる「らせん階段」は、玄関を入って真正面に配置する事で、来客者を迎えるシンボルツリー的存在になるよう設計。らせん階段を通して落ちてくる２階からの自然光、建具上部に設けたランマ、光の透過性のある建具（ポリカーボネート複層板）が玄関の閉塞性をやわらげています。玄関土間の踏み石は、瓦タイルを選び、和の趣を演出します。

日常生活の中で自然のぬくもりが感じられ、ほっと気持ちが緩む瞬間。そんな安らぎがここにあります。

温かみのある無垢のヒノキの床、天井が高い大きなリビング、広いウッドデッキなど子供の好奇心や五感を刺激しながら暮らせる建築家ならではのアイデア満載の注文住宅の住宅設計。建築家の視点から余裕をもって子育てを楽しめる生活空間を構成。

太陽と風という自然の恵みを最大に生かせるように、縦と横のつながりをもたせた窓を南側一面に連窓的に配すると共に、ナチュラルな木の風合いが感じられるリビング空間を設計を施す。

まるで家・住宅全体が、自然とともに呼吸をしているかのような、心と体に優しい木の家。
サッシ面に設けたスタイリッシュでラグジュアリーな木製『すだれ』が、モダンな空間を創作します。

ご家族が音楽鑑賞が趣味でありますので、テレビ・オーディオ機器（プリメインアンプ・ＣＤデッキ・スピーカーなど）・Ａ４版書棚の大きさに合わせてＡＶラックを造作家具として創作設計します。
大空間でゆったりと音楽を聴いていると、音源よりの音が拡散し音楽ホールのような雰囲気が味わえます。

アジアン天然素材アバカ（マニラ麻）で製作されたソファは、天井の高いリビング～ウッドデッキにまたがる空間にしっくりとなじみ、リゾート感を出しています。

• 天井が高い住宅 ①　→ → → 木造平屋建ての狭小住宅：天井が高い小さい住宅
• 天井が高い住宅 ②　→ → → 鉄骨構造の狭小住宅（Kid`s House）：天井が高い住宅
  

この設計事例では、大きな吹き抜け空間の間仕切り部分に、白色ワーロンシートをベースに緑色のワーロンシートを組み込んだ障子を組み込むことで、空間にリズムを与えています。

障子越しの柔らかな灯りが醸し出す雰囲気の中で、ゆったりとソファに身をゆだねて音楽を聴くのが一日の終わりの楽しみです。

「広い」からといって「開放感」が感じられるわけではありません。床面積が狭くても開放感のある家は広がりが感じられ気持ちよく暮らせます。実際の面積以上に広く見せたり感じられるポイントがこの住宅にはあふれています。大開口で外の景色や光を取り込んだり、リビングと連携するウッドデッキを設けたり、圧倒的な天井高さで視線の抜けを作って、伸びやかさと開放感が存分に感じられる建築家ならではのオーダーメードの注文住宅の設計。

リビングから続くウッドデッキは、アウトドアリビングとして、バーベキューをしたり、ビールを飲んだりと、家族みんなで楽しめる人気のエリア。リビングとウッドデッキ床の高さをほぼ合わせているので、広々とした豊かな空間がずっと屋外まで続く感覚にしたります。 

都市生活の中であっても四季折々の自然・光や風が感じられ、日々の生活が楽しるように設計された注文住宅の空間。

スッキリ片付いたキッチンの秘密は、後方の壁面収納の配置設計。

壁面収納の中は、右側より、洗濯機・冷蔵庫・食器棚・レンジ台・食品庫が納められ、手際よく家事がはかどります。

とっさにお客様が来られても、建具を閉めれば雑多な物が見えず、バタバタ慌てる心配がない、ストレスフリーの住宅設計。

明るい陽射しを感じるキッチン

ウッドデッキとつながる大きな窓からたくさんの光が入り込むキッチンは、明るさや開放感だけでなく、周りの景色や緑を眺めることができます。ウッドデッキには常緑植物の鉢を置いたり、テーブルセットを設置しているので季節の花を愛でながら、カフェタイムが楽しめます。ハーブなどの鉢をおけば、調理中に手軽に摘めるので便利です。

外とのつながりがあると、キッチンとダイニング、キッチンとリビングという関係だけではなく、キッチンとウッドデッキという動線が出来るので、空間だけでなく家族とのつながりや過ごし方のバリエーションが広がる住宅設計。

リビングとつながるキッチンは、子供の様子を見ながら料理が出来るので、家族とのコミュニケーションが図りやすくなります

キッチンとダイニングテーブルをつなげた、女性建築家の視点から設計したオリジナルキッチン。

料理をつくったらすぐに食卓に運べる家事動線だけでなく、料理を作る人と家族の距離が近いのもメリット。子供の勉強を見ながらや、家族と会話をしながら楽しく料理ができる配置で、移動距離も少ないため食事後の食器の片付けもスムーズに進みます。

ダイニングテーブルは作業台としても代用できるため、家族みんなで料理をすることもできます。

カウンターは流し台から繋がる清楚な白色タイル。洗面ボウル・水栓（混合水栓）はビビットなイエローで空間にアクセント。

化粧鏡は１０５角の木材に上下アルミフレームで取り付け、後方にテープライトを取り付けて間接照明に。

浴室からもドアを通じて中庭に面しているため、四季折々の草花を観ながらバスタイムを楽しめるだけでなく、季節の小鳥の訪問を受けます。また、浴室内の通風・換気にも大きな効果を寄与します。

中庭には趣の異なる植物と園芸小物を取り合わせて配置する事で、時間を忘れてくつろげる非日常的な空間を創り出しています。

夜間の中庭は、スポットライトで幻想的な雰囲気が出るように照明設計を施しています。

シナベニアの壁にベンガラ色の塗装を施し、軸回しの建具を取り付け、仏壇スペースとしました。収納などの空きスペースを利用した造作家具にお仏壇をおさめると、部屋がスッキリとします。

浴室は、隣接する脱衣室の間仕切りをガラスにして一体の空間としてつくり広々と見せたり、中庭（外部）に向かって大きな窓を設けてお風呂から中庭の植栽の景色が眺められるようにしてバスタイムを楽しめる空間であります。

手入れされた中庭の緑を見ながらのバスタイムは開放感が感じられ、家にいながら贅沢な一時を過ごせます。
浴室換気は、通風が図れるように対角線上に窓を２か所設けて、浴室のメンテナンスの向上を図ります。

浴室の壁には、青森ヒバを張っております。　この自然素材の木材は、『 香木 』とも言われるほど香りが強く、抗菌効果、防虫効果、消臭・脱臭効果などがある上、精神安定効果を育むリラクゼーション効果があると言われております。

中庭に面した浴室は、光が十分に差し込みながら屋外からの視線を完全に封じているため、日中も気持ちよく入れる憩いの空間。
浴室の木材は、自然素材：青森ヒバ を使用しています。

浴室は強制換気だけでなく、通風による自然換気ができるようにすれば、ランニングコストがかからずカビ対策ができます。

・浴室を中庭に面して設ける ：入浴しながら庭の緑が見えてリラックスできるだけでなく、窓を開けて通気・換気が図れます。

・窓の上部に透明のガラス庇を設置 ：採光・視界を確保しながら、雨天時にも窓を開け自然換気ができカビ繁殖を防止。

ガーデンプランニングにより、空間の奥行きや広がりを演出。
多年性の常緑植物とセダム等のカバーグリーンや装飾用砂利で覆う事で全体のイメージを統一し、手入れの簡略を図っています。

ひのきは耐水・耐久性にすぐれ防虫効果が高く、狂いも少なく加工性が高い点から、柱・床・壁・建具などで広く使われ、独特な香りと色合いを持ち、高級感を漂わせます。

塗料は天然木の風合いを損ねず、撥水効果のあるドイツの浸透性自然塗料を使用しました。
長所は、木の調湿作用を妨げず、塗料のはがれがおきず、撥水性に富み、傷がついても目立ちにくい事です。

自然素材・天然木の香り漂う入浴タイム。青森ヒバは香木とも言われるほど香りが強い木で ヒノキチオール を多く含み、国産材の中でも耐水性・耐久性・耐腐朽性が高く、湿気の多い浴室には優れた樹種。自然塗料の撥水剤を塗布してメンテナンスを軽減。

青森ヒバは、緻密で狂いが少なく木目も細やかで美しい木材で、下記の効果もあります。

• 抗菌効果
• 精神安定効果
• 防虫効果
• 消臭、脱臭効果

注：「青森ヒバ」または、「ヒバ材」を室内で広い面積にわたって使用する場合、木材の臭いが「ヒノキ」・「スギ」と違い独特
       な臭いを有するのでサンプルを取り寄せて臭いを確認してから使用して下さい。

• ヒノキチオール・青森ヒバ（自然素材・天然素材）の説明

建物内の 『 空気 』。それ自体は取捨選択できませんが、気をつけることはできます。

以前シックハウスの問題がありましたが、直接触れる床や内装材は、国土交通大臣認定のF☆☆☆☆以上の安全が認定されている建材を使用するのが今や当然となっています。できるだけ建築建材は、自然素材のご利用をおすすめいたします。

無垢のフローリングの良い点、自然素材ならではの問題を理解する事で、より快適な自然素材の住宅に住めるでしょう。

■自然無垢フローリング種類と特徴

• 広葉樹・・・ナラ、ブナ、カエデ等　【特徴】硬い木が多く、耐久性が高い
• 針葉樹・・・ヒノキ、スギ、アカマツ、パイン等 　【特徴】柔らかく足ざわりが温かい。広葉樹と比べると傷がつき易い

■無垢フローリングの塗装方法としては、表面に膜を作って木材を保護する合成樹脂塗料やワックスもありますが、無垢材の最大の特性である調湿機能を損なわないのは、自然の植物油や植物ワックスからつくられている塗料で、木の内部に浸透するが塗膜を作らないため、木の呼吸を妨げず、素材感も損ないません。

空気循環による省エネ対策として、パッシブソーラーを利用しています。

２階は南面の大きな開口から太陽光を取り入れる事で、冬季でも晴天時は室温 20℃～ 25℃前後の暖かさが見込め、屋根裏から暖かい空気を１階の床下空間に送風機で縦ダクトを通して送り込み、１階の補助暖房に利用する住宅設計。

省エネ対策としては、パッシブソーラーの他に、開口部が大きい2階の断熱性の配慮としては、複層ガラスを用いて外気の伝わりを軽減したり、庇の長さを計算して夏の直射日光が直接差し込まないように設計工夫しています。

ＳＥ構法（木造金物止め工法）は、接合部において断面欠損が少なく、従来の在来工法で無かった構造計算ができ、構造的裏付けによる耐震性が実証される工法であり、大空間・大スパンが可能となり計画の柔軟性も高まります。

強度・品質が安定し優れた「集成材」で構成された柱と梁を丈夫な「金物」接合し、構造計算プログラムで検証された強度の骨組みを実現しております。

工事現場での大工職人の作業は最小限で、柱・梁などの部材・接合部の精度が極めて高く、安定した品質の建物が確保されます。
メーカーが商品化している金物止め工法には、テックワン、ＳＥ構法、ナットレス工法などがあります。

• 関西電力の電化導入事例

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