京阪電気鉄道:駅前の狭小敷地に建つ鉄骨構造4階建て(ワンフロア―約9坪×4階)の狭小ビルを購入され、内部リフォームのご依頼を頂いたプロジェクト。
1階は店舗、2階~4階は住宅の店舗つき住宅としてリノベーション。空間の広がりをもたせた住宅設計で狭さを克服します。
1階店舗は、無垢材:スギ材に柿渋塗を施し、取り扱い商品である自然派日用品のナチュラル感を活かせるデザインを施す。
家族団らんの場であるダイニングキッチンは、スペースを最大限に活かすため、テーブル一体型のキッチンをデザイン。
L字型カウンターは、木製+タイル張り|パン焼きを趣味とされる奥様の為にオーブンを組み込む設計
≪職と住のゾーニング≫
「職」と「住」の理想的なカタチを実現するには、2つのエリアの距離の取り方が設計上重要です。基本的なゾーニングは3つに分けられ、そのパターンや敷地条件に合わせて店舗と住宅それぞれのプランニングも大きく変わってきます。 また、屋内での空間接続や空間の共用をどのように考えるかも大切なポイント。ちょっとした工夫で住宅の暮らしやすさ・働きやすさに大きな差が生まれます。
≪上下階分離型≫
「職」と「住」の分離を明確にしやすいパターンです。集客に有利な1階部分を店舗に、上階を住宅エリアにするのがオーソドックスですが、業種や周辺環境によっては上下逆転が有効な場合もあります。3階建なら住宅エリアにも余裕が生まれ、理想の暮らしが実現しやすくなります。
≪縦割り分離型≫
店舗スペースに広さが必要な場合や複合型の店舗を計画する場合に有効なパターンです。「職」と 「住」のエリアを明確に分離することも可能ですが、内部接続を巧みに計画して店舗と住宅を往来しやすくすれば、毎日の暮らしの利便性を高めることができます
≪部分店舗型≫
コンパクトなスペースで店舗エリアを展開できる場合に有効なパターンです。住宅エリアをゆったりと計画でき、店舗フロアを「職」と「住」の中間領域とすることで接客にも家族の生活にも使える汎用性の高い計画にすることも可能です。
こだわりの注文住宅で新たなライフステージを
大阪の設計事務所が創る家づくり・注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けます。
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