大阪府八尾市内で土地探しのご相談からご依頼の注文を頂いた設計事例です。
お子様の学校の校区を変えたくないとのご注文・要望により、数か所の土地を見て回りました。更地では建築条件が付いていたり、予算に合う土地がなかったため、古家付きの土地:狭小敷地を購入しそれを解体して新築住宅を建てる事になりました。
外観は3階建て直方体として約15坪の狭小敷地をフル活用。外装は、モザイクタイルパターン張り・連窓サッシ・アルミパンチング板・透明ガラスの庇など異なる素材を調和させてデザインする事で、モダンなイメージとボリューム感を創り出しています。
室内は大きな窓から光と外部空間を取り込んで空間に広がりをもたせると共に、居室はできるだけ区切らずワンルームのように仕上げて開放感を出しています。あわせて建物全体を一つの住宅空間になるように、スケルトンのらせん階段で各フロアをゆるやかにつなげて、回遊性をもたせた住宅設計を施す。
間仕切りはポリカ-ボーネートやガラスを用いて厚みを減らすと共に、光を通して空間のつながりを演出。
建築家のアイデアで、狭小住宅の制約をプラスに変えた快適性と機能性にあふれたコンパクトな住宅は、育ち盛りの子供たちにとっても家全体が遊び場となり、家族の触れ合いが深まりました。
リビングのインテリアの主役となるように、空間を仕切らなく、広がりを演出する「らせん階段」をデザイン設計する。
スケルトン仕様にすることで圧迫感をなくすだけでなく、光や風が通るようにして空間の広がりを生み出しています。
共有スペースの階段を、開放感あるシンプルモダンなつくりで構成して狭小住宅を広くみせる工夫を凝らし、安全性を考慮し手すりにアクセントカラーを設けたデザイン設計を施す
狭小住宅の設計で大事な要素の一つに共有空間で各室をつなげます
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キッチンから、らせん階段越しに子供達の気配が伝わり、さりげない会話からコミュニケーションが図れる住宅の空間設計
下写真:窓やらせん階段越しに光が差し込む居室内は、昼間は電気をつけなくても明るく、白でまとめた室内にグリーンの階段の手すりが、部屋にアクセントをつけています
天井は張らずに、構造体を意匠として見せると共に、天井高も高くして空間の広がりも演出
ダイニングテーブルの真上に換気扇
天井:
構造用デッキプレートの塗装仕上げ
吊戸棚建具:
ポリカーボネート乳半t=6
食堂用換気扇:
天井直付けの上、ダクト塗装仕上げ
照明器具:
拡散スポット直付け
育ち盛りの子供達のため、元気があふれるポップなカラーでデザインを凝らし、窓いっぱいの採光でプランニングした子供室。
床の塩ビ系タイルは、汚れたら張り替えられるので主婦にとって子育ても安心。
狭小住宅では、ロフトを設けます。これは隠れ家的なわくわくするスペースで、子供たちの好奇心を膨らませる、秘密基地。
規格のアルミサッシを連窓(縦・横につなげる)ことで、採光溢れる天井が高い空間を確保した住宅設計。
構造体の一部であるバルコニーの床の防水工事を省略しグレーチングを用い、外部空間を共有し狭小住宅をより広くみせる。
床のスチール製グレーチングは、溶融亜鉛メッキ処理を施した建材を使用し、サビが生じにくい設計をしております。
↑ ガラス製ヒサシ ↓ バルコニー床:グレーチング
屋上をスカイテラスとすれば星空を見上げてのディナータイム・夏のプール遊びなど、家族とリラックスした時間が過ごせます。
当建築:注文住宅は、厚さ6mm以上の鋼材を使用した重量鉄骨造の設計で、ラーメン構造の鉄骨住宅で、ビルなどと同じ工法です。必ず構造計算をしなくてはならないので構造的裏付けにより耐震性が実証された建物となっています。
長所としては、鉄骨は木材より強度が高く、しかも不燃材料であるので、防火規制の厳しい地域や、3階建て以上の建築には多用されます。また、建て終わってからの、火災保険も木造に比べて経済的であります。
欠点としては、木造住宅より本体工事費や、基礎工事費の総工事費用が割高となります。
土地探しでの、一番のご注文は、
(1) 2人の子どもさんの通学する学校の校区を変えない。
(2) 建築費を含めた大まかな総予算。
【結果】
大阪の設計事務所が創る家・注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けると思います。
ビル・マンションの設計、家造り・注文住宅の設計でこだわりの建築を大阪の建築家:無二建築設計事務所と叶えてみませんか。