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リフォームに役立つ障子の活用アイデア

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日本で昔から愛され、使われてきた「障子」

障子というと和風建築で用いられる建具のイメージがありますが、光をやわらかく通しながら、空間を仕切ったり、目隠しをしたり、窓際の寒さを抑えたりと多様の機能を兼ね備えているマンションリフォームにもおすすめのアイテムです。

マンションではサッシは共用部分にあたるため原則として交換はできません。しかし、既存のサッシの枠の色がリフォームした部屋に合わなかったり、シングルガラスで断熱性が低かったりすることも良くあります。

そんな時にも「障子」はおススメ。無機質なサッシを隠す効果だけでなく、サッシとの間に空気層をつくるため窓面の冷気を伝えにくくする断熱の効果もあります。


このマンションリフォームでは、バルコニーに出るには段差が大きく不便な腰窓のサッシの下部に、踏み台にも腰掛けにもなる縁側のような段差と間接照明を設けました。


このマンションリフォームでは、バルコニーに出るには段差が大きく不便な腰窓のサッシの下部に、踏み台にも腰掛けにもなる縁側のような段差と間接照明を設けました。

【マンションリフォームのデザイン実例】もあわせてご覧下さい。


【リフォーム前・解体中】

古いマンションに見られる、ベランダに出入りするのが大変な腰窓が、無機質な印象を与えています。


【リフォーム後 障子を開けた状態】

外壁側の壁は断熱性能の向上と見た目の面白さを考えて木毛セメント板にしました。

障子を開けた時のテクスチャの違いが、リビング空間に深みを与えています。

 

【リフォーム後 障子を閉めた状態】

二つの窓が大きな一つの開口部に見えるように、5枚の障子で構成。

障子を閉めることで壁との間に空気層を設け、断熱効果を高めると共に、床からの間接照明が障子を伝って柔らかく照らし、リビングに安らぎと落ち着きを与えています。

 

 


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