子どもの遊び心をくすぐる住まいの仕掛け
古いマンションのバルコニーへの窓は腰窓の場合があり、
バルコニーへ出るためには何らかの段差がないと困難です。
段差解消のために縁側のような段差を設け、その段差を活かして間接照明を設けました。
段差解消という機能的な役目を果たしながら、
この縁側の段差が子どもにとってはステージのように使ったり、
障子の溝を線路として電車のおもちゃを走らせたりと、
子どもなりに「見立て」て発想を豊かに遊んでいます。
家がおもちゃになる、遊び道具となるような
発想を駆り立てる家をデザインしています。