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知っておきたい建築の学び

タワーマンションの揺れに対するアドバイス

無二建築設計事務所 大阪の建築家|住宅設計 リフォーム

「タワーマンションに住むには、低層階と高層階のどちらが良い?」という質問を頂きました。

不動産業界の方は高層階を推されるかもしれませんが、地震に強い注文住宅の設計を提案する建築家の見解では低層階をおすすめします。

 

地震波には初期微動や、ガタガタと大きく揺れる主要動の他に、超高層ビルを大きくしなるように揺らし、震源から遠く離れた所でも弱まりにくい長周期地震動があります。

長周期地震動は、地震発生時に通常の震動とは異なり、2秒以上のゆっくりとした揺れで、遠くまでエネルギーを伝えます。
高層建築物は、特に高層階で大きく揺れます。

 

東日本大震災では、震源地より約800キロ離れた大阪市で府の咲洲庁舎の55階建てのビルが、最大2.7m、10分以上も揺れ続け、壁や天井が壊れる被害がありました。

周期は階数に0.1を掛けた数字が目安で、例えば50階建て場合の周期は約5秒です。

平野部や湾岸部の軟らかい地盤は揺れを増幅させます。
大阪平野の周期は約4~7秒、関東平野では約7~10秒と言われています。

 

 

住宅の設計に求められる一番重要なことは、家族が安全に暮らせること。

そのためにも、地震対策は最も大切な要件です。


マンションを選ぶ際や、戸建て住宅を新築やリフォームされる際にも、できるだけしっかりと対策される事をおすすめします。


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大阪の設計事務所・建築家:無二建築設計事務所は、多くの地震に強い住宅の設計実績と、長年の設計経験から、地盤への考慮を含め、ご予算やご要望に応じた地震に強い住宅設計をご提案します。

 

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 設計事務所が創る家・注文住宅の設計は、住み始めてから愛着がまし、共に過ごす時間を楽しんで頂けます
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