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ダイニングでの照明のポイント2:位置

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住宅内の明るさ・照明には空間を演出させる効果だけでなく、人の「こころ」にも影響を与えます。

 

新築・リフォームにおける注文住宅の食卓:ダイニングの照明設計は、「食欲意欲をそそる」・「食べ物がおいしく感じる!」事が重要。


「食べ物がおいしく感じる!」には、食卓周りの環境づくりが大切です。
環境づくりの中でも、色と光を演出する照明器は大きなウエイトを占めます。


ダイニングの照明で人気があるペンダントライトの照明器は、見た目のオシャレ度だけでなく、部屋全体を明るくし過ぎず、食事や食卓をスポットライトのように照らすので食事を明るく浮かび上がらせてくれます。


前回はダイニングでペンダントライトを活かす設計ポイントとして【高さ】・【大きさ】についてお伝えしました。今回は【位置】についてご提案します。

 

 

 

【ペンダント照明器をいかす設計ポイント:位置】


ペンダントライトは、【テーブル:食卓の中心に】。


ペンダントライトが、テーブル:食卓の中心に設置すると、すっきりと美しいインテリアにみせるのに貢献します。

 

 

 

 

食卓テーブルと、照明器:ペンダントの位置がずれると、見た目が悪いだけでなく、テーブル全体に光が均一に行き届かなくなったり、ペンダント式照明器自体がが邪魔になったりします。


ペンダントライトをテーブルの中心に設置するには、設計段階での計画が必要です。
テーブルの上に設置できるようにペンダントライトを取り付けるための引っ掛けシーリングの位置を決めましょう。


が、設計時にはペンダント式照明器の位置がテーブルの真ん中にあっても、実際にテーブルを置いてみると計画していた位置とは違う場所に照明器を置きたくなる場合や、テーブルを買い替えたり、模様替えをしたりと、照明器とテーブルの位置が合わなくなる場合もあります。


そんな時には、ペンダントサポーターやダクトレールを利用してはいかがでしょう。

 

 

ペンダントサポーター


ペンダントサポーターはシーリングに取り付けてそこを中心にアームを回しフックの位置を動かし、ペンダント照明の位置を調整する事ができます。


ただし、ペンダントの重量や形状の確認をお忘れなく。

 

 

ダクトレール

ダクトレールは、縦ラインの位置の調整だけでなく、ダイニングテーブル上にペンダントライトを複数取付ける事が出来ます。


一灯使いもペンダント照明器自体のデザインが映えて素敵ですが、多灯使いもお洒落です。。
インテリアとしてのアクセントにもなり、食卓テーブルの雰囲気をより一層引き立て、人気のあるライティング演出です。


ダクトレールは、長さやカラー、デザインなどメーカー各社から多く販売されていますので、ペンダントライトのデザインもあわせて、インテリアの雰囲気に合わせて、センスアップしましょう。


ダクトレールに使用できる照明器は、ライティングダクト(JIS C8366)として規格化されていますので、メーカーが異なる場合でも好きな組み合わせで使用する事が可能です。

 

 

 

ダクトレールのアレンジ


ダクトレールは、ペンダントライトだけでなく、スポットライト照明器と組み合わせる演出も可能です。


最近は、ダクトレールに対応したLEDのスポットライトも光色・拡散度など選択できるようになってきていますので、目的や演出法にあわせて選ぶことができます。

 

 

 

 

照明で個性を際立たせて、新しい家・住宅を創るのも楽しみの一つです。


新築・リフォームの設計をする時には、キッチンなど設備類がメインになりがちですが、照明計画も建築家の提案を楽しみましょう。


照明でグッとセンスアップしたマンションリフォームをしましょう。


建築家・設計事務所:無二の設計ならではの視点から、お客様の感性を空間に反映させるお手伝いをしています。

 

 

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