開放感のある天然素材・自然素材住宅
「体と心にやさしい」をテーマに、建築家自身がアレルギーを持つ家族のため、自然素材を中心にシックハウス対策をした住宅設計。
震災以降、強度や耐震性から鉄骨構造や鉄筋コンクリート構造の住宅が棟数を増やしている反面、環境に配慮し自然や健康を重視した温かみのある木造の注文住宅への重要が高まっている。大阪ビジネスパークが望める大阪市の都心部に建てられた建築家の自邸兼アトリエは、耐震性に優れながら従来の木造住宅ではなしえなかった大空間を実現できる木造金物止め工法（SE構法）の設計を採用しています。
１階玄関の右手は、アトリエ（事務所）、左手は中庭の面した寝室。玄関の踏み石は厚みのあるタイル。正面のらせん階段の上部から自然採光が降りそそぎます。
この住宅の床材として使用されている自然素材は、無垢のヒノキ。 ２階の南面いっぱいから差し込む陽射しと無垢材のほんのりとした温かみで、つい寝転んでしまいます。
素材的には、建築家自身が子供の小児喘息で悩んだ経験があり、アトピーや、シックハウス症候群等には徹底して選択している。床はヒノキの一等材に自然塗料のオスモを塗り、壁は珪藻土のクロス、OSBボードといった健康建材を用いた住宅の設計を施します。
空間構成においては、中庭やウッドデッキの空間を連動させることにより自然を積極的に取り込むと同時に、視線を広げて限られた内部空間を広く感じさせる工夫をしております。
オール電化キッチンと一体になったダイニングは、家事をしながら、子供達の勉強をみたり、その日あったことをおしゃべりしたりと、子供たちとふれあう時間を大切にする自然素材住宅の設計。
中庭に面した浴室は、光が十分に差し込みながら屋外からの視線が遮蔽されており、日中も気持ちよく入浴することが可能である。
「炉」が設けられた寝室は、中庭を観ながらくつろげる隠れ家のような空間であります。
シナベニアの着色塗装を施し、建具（軸回し）を開けると仏壇スペース。
室内に、市販されている規格のお仏壇を置くより、空きスペースを利用しお仏壇コーナーを設けると、部屋がスッキリと納まります。
★注文住宅設計データ
・構造設計：重量木骨の木造耐震住宅 木造金物止め工法（木造SE構法）
・敷地面積：約１３０㎡ （約４０坪）
・住宅延床面積：約１３６㎡ （約４１坪）
・工事金額：３０００万円台後半（ウッドデッキ含む）
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この注文住宅を別のアングルで紹介します。
【リビング】お気に入りの空間で音楽を楽しむ注文住宅：大阪の住宅設計
【お風呂】木の香りを楽しむお風呂がある注文住宅：大阪の住宅設計
【キッチン】建築家の住宅アドバイス・家事動線：大阪の住宅設計
五感にひびく、心もからだもよろこぶ自然素材の注文住宅。
大阪の設計事務所・建築家：無二建築設計事務所は、ほっと安らげる、ぬくもりのある注文住宅の設計をします。
設計事務所が創る家づくり・住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし、共に過ごす時間を楽しんで頂けます
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