二世帯住宅の借景を活かす設計
建築敷地の南側が桜の美しい公園という抜群のロケーションが気に入って購入した土地。これにぴったりの光と風が心地よい住宅設計を施した二世帯住宅。
細長い敷地ながら、地震に強い安全な住宅が欲しいという課題は、建築家の思い切った発想による設計力と、価値観を絞込んでメリハリをつけた設計でクリアしました。
住宅設計のコンセプトポイントは「シンプル」と「オープン」。
アイランド型キッチンで家族で料理をしたり、南面の大開口から自然光がふんだんに差し込むリビングでくつろいだりと、オープンな間取りで家族のだんらんが増えました。
耐震対策には、木造住宅ながら金物止め工法でシステム化されたＳＥ構法を採用した設計。
ＳＥ構法の梁や集成材、天井組みをデザインとして見せる事で、見た目の力強さをいかした表情を生み出した注文住宅の住宅設計。
★住宅設計データ
木造ＳＥ構法の二世帯住宅
・構造設計：木造２階建、重量木骨耐震住宅（木造ＳＥ構法）
・敷地面積：約１１２㎡ （約３４坪）
・敷地状況：大阪市内公園の緑地に隣接
・建物床面積：約１３４㎡（約４１坪）
・家族構成：７０代祖母、５０代夫妻、長男（１１歳）・長女（１０歳）
・工事金額：２０００万円台後半（外構・給排水電気設備・照明・ブラインドを含む）
※内部非公開にて写真はイメージです。
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