マンションでは各室に窓はありますが風は流れず空気が流れません。そこでLDK・和室・ホールが機能的にも無理なくつながるように、引き戸やフルオープンにできる障子を用いることで、共用廊下からバルコニーへ風が流れるため一軒家のようなマンションリノベーションです。
古いマンションのためバルコニーへの出入口の窓の高さがあったため段差解消のステップを兼用した縁側を設けました。その縁側に障子を設けることで柔らかな自然光を届け、夜には段差を利用した間接照明を施したことで落ち着きのある雰囲気を演出してくれます。また外壁面に木毛セメント板を用いることや障子によるダブルスキンとすることで空気層が断熱性を高めてくれます。
収納量を確保した食器棚には全長3mのミラーとすることで機能的に分けながら遮蔽感を和らげてくれ空間に一体感を与えます。
書籍や写真集が多いため、本のサイズに合わせた本棚は魅せる収納とすることでインテリアのアクセントとなり、リビングでのくつろぎ方にも一役買っています。
開放感を与える引き戸や障子の扱いや縁側の扱いは引き継がれる日本の家の魅力的な要素です。マンションに日本の家の知恵を盛り込んでできたリノベーションは大人と子どもそれぞれの居心地よい居場所をつくりだし住まいに豊かさをもたらしてくれるものと考えています。
建築家・設計事務所とのリフォーム・リノベーションは、リフォーム会社や工務店にくらべ、少し多くの手間と時間がかかるかもしれません。
生活スタイルやさまざまな要望にあわせた、あなただけの家づくり・住宅設計は、それだけの苦労がかかりますが、完成した時は、プロセスや住宅設計に対する想いと共にきっとその喜びも家族のストーリーに刻まれます。
また、住み始めてからも愛着がまし、共に過ごす時間をステキに楽しんで頂けることと思います。
大阪の建築家・設計事務所が創る家・注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けます。
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