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福良港津波防災ステーション|兵庫県
福良港津波防災ステーション|兵庫県

無二建築設計事務所のブログをご覧いただきありがとうございます。

 

建築家・自宅を構築した経験など、さまざまな観点を持った身近なハウスドクターとして、こだわりの家づくり・住宅設計、店舗、マンションやビルなどジャンルを超えた建築設計に携わってきた建築家が、経験から得た知識や感性、趣味など、いろいろ綴っています。

 

年数を経て、いろんな色の幸福を求め進化する《 人生をおくる舞台 》である住宅や建物づくりにお手伝いできる事を、建築家の喜びと誇りに、皆様の笑顔が、より輝けるようお役に立ちたいと思います。

≪ 家の役割をもう一度ふりかえると ≫

 

2020年09月30日

 

NHKテレビテキストの書籍:『ギフト:~E名言の世界~』、の中の名言集より、文言をご紹介いたします。

 

プラトン(古代ギリシャの哲学者)
≪ 徳とは一種の健康であり、美であり、魂の良いあり方である。
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家というのは、家族が家族だけでデレデレするための建物だ

 

建築にはいろんなビルディングタイプがあります。

ホテルなら、「寝る」
レストランなら、「食事する」
銭湯なら、「入浴する」
オフィスなら、「仕事する」

じゃあ、家なら、なにする?

家の部屋には名前がついていて
リビングやキッチン、寝室に浴室、書斎や勉強部屋。
これらは家でなくても、
ほかのビルディングタイプでできてしまいますね。

では、家でなければできないことはなんでしょうか?

以前、宮脇檀という建築家がこう言っていました。

「家というのは、家族が家族だけでデレデレするための建物だ」という原点。
(「暮らしをデザインする」より)

これは私が住宅を設計する際に大切にしている言葉です。
実際、自分の家でも日々の暮らしの中で実践しています。
私の場合は「デレデレ」と「ダラダラ」を(できるだけ)許容する住まいを目指しています。

今のコロナ禍では「在宅(ワーク)」が日常に入り込んできました。
スペースのシェアや情報環境がテーマとなることが多いですが、
「在宅」をどう手当てするかが生活の中心となって、
家の役割はきちんと果たしているでしょうか?
スペースや部屋に機能を割り当てただけのような
ホテル住まいと何ら変わらないことにはなっていませんか?

今のお住まいで「家族だけでデレデレする」状況はいかがでしょうか?

いま一度、家でしかできないことを考えるタイミングなのではないでしょうか? 
 
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建物は人生を彩る舞台
建築は単なるハコではなく、人生を彩る舞台として捉えて、
住まい手をはじめ周辺の人々や環境にとって
「幸せにする建築」になることを目指して設計しています。


大阪の建築家・一級建築士

無二建築設計事務所 / 一級建築士事務所
新築・リフォーム・リノベーション
家づくり・住宅設計・ビル・マンションの設計

大阪府大阪市城東区天王田4ー3
TEL:06-7165-9331
https://www.nakaura-kenchiku.jp/

 

≪ 落語がバリアフリーと感じたワケ ≫

 

2020年09月16日

 

NHKテレビテキストの書籍:『ギフト:~E名言の世界~』、の中の名言集より、文言をご紹介いたします。

 

植村直己(冒険家)
≪ 冒険に理由をつけると、冒険でなくなっちゃう。≫
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落語がバリアフリーと感じたワケ

 

先日、落語の寄席に行ってきました。
最近はオンラインによるものなど、噺家さんも試行錯誤されています。
ようやくちょくちょく足を運ぶことができてきました。

 

噺家さんはオンラインはやりにくいそうです。
理由はお客さんの反応がわからないこと。
寄席の雰囲気をみて噺を決めるのだそうです。

 

もうひとつは、オンラインだとアーカイブとして残ること。
「ここだけの」はなしができなかったり、誤解を生んだりすることがあるとのこと。

 

噺は江戸時代が背景のものが多く、与太郎だの、その辺にいるフツーの人の
人生模様を面白おかしく語る、それが落語の醍醐味です。

 

そんな噺で障害者が主人公のものがあり、
オンラインで扱うと誤解を生む場合があるのだとか。だから、それらの噺はやれない。

 

今回、オフラインのライブで目の見えない主人公の噺を選ばれました。

 

その噺家さんが以前、寄席に目の見えない常連さんがいたそうで、
気を配りその題材の噺をしなかったそうです。
するとその方から「なんであの話をしてくれないんだ、楽しみにしてるのに」と
声を掛けられたのだとか。

 

「よかれ」が裏目に出たんだな。

 

と、そんな枕から、「心眼」という噺がトリでした。
オンラインとオフラインのアンチテーゼとして選ばれた噺のようでもありましたが、
面白くも泣ける話でした。

 

オンラインか、オフライン・ライブか。

 

全く別物ですね。どちらもいいと言ったところでしょうか。

 

建築でもいろんな場面で高齢者や障害者に対して、バリアフリーを心がけて設計します。
この噺を聞いて、落語ってバリアフリーなんだなーと思いました。
その時代に生きたフツーにいる人たちのおかしみや楽しみや人情話をきちんと拾って
平等に扱って噺にしている。
おっちょこちょいの与太郎も目の見えない梅喜も。

 

一般人の日常を描く落語の面白さはこういうとこにあります。
そんな特別なことばかりではない日常にもおかしみや楽しみや人情話は
実はその辺に転がっていると思います。
それに気づくかどうか。

 

そのような一般人の日常にあるユーモアにきちんと気づく、
落語のようなデザインを心がけたいと思っています。
 
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建物は人生を彩る舞台
建築は単なるハコではなく、人生を彩る舞台として捉えて、
住まい手をはじめ周辺の人々や環境にとって
「幸せにする建築」になることを目指して設計しています。


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≪ ドラフターで描いてきた空間と紡いできた時間 ≫

 

2020年09月09日

 

NHKテレビテキストの書籍:『ギフト:~E名言の世界~』、の中の名言集より、文言をご紹介いたします。

 

ナポレオン・ボナパルト(フランスの軍人)
≪ 最も粘り強いものに、勝利は輝く。≫

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ドラフターで描いてきた空間と紡いできた時間

 

法事のため帰郷。

 

実家にて。
旧私室にあったドラフターに息子が興味深々なので
久々に用紙を留めて定規の合わせて使ってみました。

 

いまでこそCADやBIMを使いますが、
当時数十万する高価なドラフターでした。
元を取るかのごとく連日徹夜で使い倒したものでした。

 

不思議なものでドラフターに向かうと
建築を学びだしたころのことや
課題に対する期待や葛藤、もどかしさなど蘇ってきました。

 

そういえば、
隣で同じく徹夜で服飾系の仕事をしていた母の姿をみていたなとか、
とにかくうまくなりたい一心で線を引きまくったり、
小学校や幼稚園は実務でも実現できたな、またやりたいなとか、
卒業設計で取り組んだ終の棲家としてのホスピスは当面の目標かなとか、
志を醸成させてくれるアイテムや時空間だったのかなと思いました。

 

実空間の居場所はそういう力強さをもっている。
そういう空間を設計している。

 

さて、息子はどういう人生を描いていくんだろうか。

 

ドラフターで描いてきた空間と紡いできた時間

 

祖母との思い出や建築を志し必死にもがいていたころを思い出す
ノスタルジーな日になりました。

 
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≪ 防災意識を持って暮らす ≫

 

2020年09月01日

 

NHKテレビテキストの書籍:『ギフト:~E名言の世界~』、の中の名言集より、文言をご紹介いたします。

 

レイ・クロック(アメリカの企業経営者)

 幸運とは、流した汗に対するボーナスです。 汗をかけばかくほど、幸運になるのです。

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防災の日|防災意識を持って暮らす

 

9月1日は「防災の日」
およそ100年前の1923年、関東大震災があった日です。

 

この震災では、建物の倒壊によるもの以上に火災による人的被害が多かったようです。
原因として、木造住宅が密集していた地域に二次災害としての火災が
台風が吹き込む強風によって広範囲に広がったためです。

 

ちなみに、阪神淡路大震災では倒壊によるもの、
東日本大震災では津波による被害が多かったです。

 

この震災でレンガ造の建物の多くは倒壊しましたが、
鉄筋コンクリート造のものは無傷のものもあったことから
耐震建築への関心が一気に高まりました。
(※工事途中のものは倒壊したものもありました)

 

震災前の1920年に施行されていた市街地建築物法が、
1924年に法改正が行われ日本で初めての耐震基準が規定され、
のちの建築基準法の基となりました。

 

建築基準法の目的は第1条に記されています。

「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、
国民の生命、
健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。」

 

現代の災害は、地震のみならず、火災や津波、ゲリラ豪雨や台風、
そして新型コロナのようなウイルスなど
その対応に街や建物がどう答えられるかを考えさせられるこの頃です。

 

災害対策の日常性。すぐ手に届く防災とはなにか。

 

建物でできる対策はもちろん、
タンスなどの大きな家具の転倒防止対策、
窓ガラスにフィルムを貼るなどの飛散防止対策、
避難経路と避難場所の確認、避難の際に持って行くもの
急場をしのぐ備蓄品
など、災害と共に暮らすイメージも大切ですね。

 

当時の制定された思いや目的を今一度念頭に、
現代の自然災害に負けない建築や街、ネットワークの必要性を
あらためて考えながら建築を手がけねばと思う日となっています。

 
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建物は人生を彩る舞台
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