敷地面積の制約から、建築家ならではの発想と、『空間を広く見せる3要素』である『透ける』・『兼ねる』・『抜ける』を最大限に活用し、狭小敷地でも快適に暮らせる建築面積:約7.5坪の住宅設計を施す。
階ごとの区割りでなく、らせん階段を通じて縦方向の一つの住空間とし、トップライトや大きく設けた窓からの光を取り込んで、どこにいても明るさを感じられるようにプランニングし、許容建築面積の有効活用に努めます。
当建築設計事務所の「狭小住宅 KID'S HOUSE /鉄骨構造3階建て住宅」と同じく、建物全体を一つの空間としてとらえる事で、回遊性と視覚的な広がりをもたせた注文住宅の設計です。
シンプルなフォルムながら、(縦・横)連窓サッシとパンチングメタルのバルコニーで外観にリズム感を生み出すようにデザイン。
【 見せる・魅せる 】
「見せる・魅せる」デザインで、狭さに意識がいかないようにプランニングしたアイデア満載の住宅設計。
【 透かす 】
(縦・横)連窓サッシで大開口を確保して陽射しを取り込み、視線を外に広げた開放的な明るい家です。
スケルトン構造のらせん階段・建具のポリカボーネート板など、「透かす」ことで採光を確保し、視線をさえぎらず、広さ・高さを最大限活かせるようにデザイン設計を施す。
【 兼ねる 】
ダイニングキッチンは、テーブルと調理台を兼ねたビッグテーブルにIHヒーターとシンクを組み込んでスペースを有効活用。
アクセントタイルや洗面ボウルをビビットなイエローにしたり、床にカラフルなビー玉を埋め込んでポップなデザインとする事で、暮らしに楽しさや活気を生み出しました。
贅沢な一時を味わえる住宅設計
テーブルとキッチンを兼ねたオリジナルキッチンは、スペースを効率的に使えるだけでなく、多方向から自由に使えるため家族みんなで料理や片付けができる「ふれあいキッチン」を備えた狭小住宅となりました。
あわせてダイニングテーブルの天板を木製とすることで室内空間との一体感が生まれ、多目的にラフに使える点が魅力です。
キッチン後方には食器棚・冷蔵庫・食品庫をおさめた壁面収納を設け、家事動線をコンパクトにした設計。
建具を閉めれば雑多な物が見えず、空間をすっきりと広く見せる事ができます。
階段構造をスケルトンのらせん階段にして省スペースを図り、視線を透かし外光を導入し空間の広がりを演出する設計を施す。
踏板をエキスパンドメタル(メッシュ状の金属板)にして軽やかな印象をもたせています。
バルコニーの床は防水工事を省略してグレーチングを用いてコストダウン。
床のスチール製グレーチングは、溶融亜鉛メッキ処理を施した建材を使用し、サビが生じにくい設計を施す。
床には無垢材の杉の上に 自然塗料の柿渋を塗装して注文住宅ならではの健康的な住宅環境を創作する。
杉はやわらかく、洗いざらしのような素朴さが感じられます。子供だけでなく大人も裸足になったり、ゴロンとなりたくなるあたたかみがあり、住宅でよく使用される無垢材です。
自然素材の杉材は素朴な空間を演出
木目が木のぬくもりを表現
大阪の設計事務所が創る家・注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けると思います。
ビル・マンションの設計、家造り・注文住宅の設計でこだわりの建築を大阪の建築家:無二建築設計事務所と叶えてみませんか。