大阪市内の街中に築40年で鉄筋コンクリート造7階建のマンションの1戸の専有部分のスケルトンリフォーム。
中古マンションとして購入して数年なんの疑問もなく暮らしていたが、住みだしてからわかることや既存の間取りに合わせた生活をしていたことに気づき、もっと自分たちらしい暮らしはできないかというのがリノベーションするきっかけ。
部屋数を確保した既存の間取りを一度すべてを取り去って、住まい手はなにを大切にしているか対話をして設計していった。
個人の生活を大切にしながら共に住まうための空間はどのようなものでしょうか?
共に住まうということは四六時中べったりいることではありません。
この住まいでは食事の時間を共に住まうためのキーワードとしてとらえ、
現代のちゃぶ台をイメージしたダイニングキッチンを生活の中心にすえた空間をデザインしました。
住まい手たちがある場所に集中したり分散したりするのが住まいの基本です。
限られたスペースを有効に使うには、今いる場所を充実させる方法は何かを考えます。
扉は動く壁のように天井までの高さとすることですっきりと開放的なワンルーム的な空間になり、
ほどよく気配を感じることができます。
自室や書斎スペースなど自分の居場所をきちんと設けておけば互いの時間も有意義に過ごすことができます。
居心地をよりよくするために手足に触れる箇所は無垢フローリングや黒皮鉄などをほどよく素材を活かした計画にしています。
個人の生活を大切にしながら共に住まうための空間はどのようなものでしょうか?共に住まうということは四六時中べったりいることではありません。 この住宅では食事の時間を共に住まうためのキーワードとしてとらえ、現代のちゃぶ台をイメージしたダイニングキッチンを生活の中心にすえた空間をデザインしました。自室や書斎スペースなど自分の居場所をきちんと設けておけば互いの時間も有意義に過ごすことができます。
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Before
・鉄筋コンクリート住宅の構造体のみを残して内装全てを解体撤去し、新たな「品」と「価値」を加えて、用途や間取りを一新。
・新しいコンセプトのもと、建築家のアイデアとデザイン力で創り上げたスケルトンリフォーム・リノベーションの設計。
・老朽化した建築物や設備のメンテナンスに加え、断熱性の向上やバリアフリー化も図った注文住宅の設計。
オーダーのキッチンはあこがれになるひとつです。メーカーの製品は研究に研究を重ねてできた代物です。この仕事ではそんなシステムキッチンに黒皮鉄のステーを細工してカウンター付キッチンに仕立てました。
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Before
居心地をよりよくするために手足に触れる箇所は無垢のフローリングや黒皮鉄などの金属をほどよく素材を活かした計画にしています。扉は動く壁のように天井までの高さとすることですっきりと開放的なワンルーム的な空間になり、ほどよく気配を感じることができます。それぞれの窓の景色も楽しめ、風通しもよくなり快適な環境になります。
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Before
リフォーム・リノベーション前:洋室
内装を解体し鉄筋コンクリートの構造体を露出した状態
中廊下型のマンションでは中廊下に面する部屋は窓がとれないためにどうしても暗くなります。この住まいでは玄関がそのゾーンになりました。玄関・廊下とLDKのドアをガラスの框ドアにすることでLDKの明るさを導入して明るい玄関になりました。
リフォーム前の玄関
この生活を大切にするコンセプトだからこそ、シンプルで落ち着いた空間を目指すために、ものがあふれがちな個室には壁面収納をもうけすっきり簡単にかたづけやすい機能性を求めました。
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Before
リフォーム・リノベーション前:旧の和室
リフォーム・リノベーション前:壁を解体して配管が現れた状態
キッチン一体型ダイニングはあこがれのスタイルですが、リビングとダイニングの使い方が限定的になるというデメリットがあります。ここではダイニングテーブルとキッチンの棚を分断できる様にデザインしています。そうすることで、ダイニングテーブルは自由に設置できるので、空間のアレンジの幅も広がります。
こだわりの住宅設計で新たなライフステージを
マンション特有の室数を稼ぐ間取りを一旦フルスケルトンにして設計に取り組みました。 設備の位置はいたずらに変えることなくできることを考えました(設備位置の大幅な変更はコストアップになる場合があります)。 南側に公園、西側には抜け感があるのでそれらの状況を踏まえて団らん生活の中心をそれらを活かしたデザインにしています。
大阪の設計事務所が創る家・注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けると思います。
ビル・マンションの設計、家造り・注文住宅の設計でこだわりの建築を大阪の建築家:無二建築設計事務所と叶えてみませんか。