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日本の電力の周波数の違い

日本の電力の周波数の違いに気を付けて下さい

クリーンな電力を使った建築設計・住宅設計

クリーンな電力

日本の電源周波数は、およそ、新潟県の糸魚川と、静岡県の富士川を結ぶ線を境にして、又は、東京電力と中部電力の境界をはさんで、東側は「50Hz」、西側では「60Hz」となっています。
ただし、境界付近には「50Hz」と「60Hz」の混在している地区もあるので、注意して下さい。


周波数の違いは、明治時代、
 東京電灯(東電の前身)  が、50ヘルツのドイツ製発電機、
 大阪電灯(関西電力の前身)が、60ヘルツのアメリカ製発電機、を導入したのが発端です。


戦後に統一の議論もありましたが、地域独占による縦割りが妨げとなりました。

自由化を促進する為、経産省の総合資源エネルギー調査会2001~2002年、発電事業と送電事業を切り離し、別々の組織に管理させる『 発送電分離 』を検討したことがありました。

だが、電力業界は、
『電力の安定供給には発送電一体の整備・管理が必要。
 発送電を分離した米国ではカリフォルニア大停電などが発生した。』と強く抵抗し、見送られました。

【ご注意】
 ・周波数の違いを確認しないで誤って使用すると、器具の性能を変化させるか、故障の原因に繋がることもあります。
 ・引っ越しをするときには、前もって引っ越し先の電源周波数が「60Hz」か「50Hz」かを確かめて下さい。

 ◆ 個人的には、福島第一原発事故からの電力不足問題で、周波数が統一されること望みます。

 

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