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建築家との家づくり:建築家・設計事務所 大阪|注文住宅の住宅設計
床暖房で快適な住宅環境:長所・欠点

体に優しい・快適な住空間に寄与する 床暖房 を設置した住宅設計

床暖房を設置設計を施した平屋建て 高齢者対応バリアフリー住宅(シニア向け住宅)

床暖房を設置した高齢者住宅の設計

住宅の床暖房は、主として電気式・温水式がありますが共に、足元からポカポカと自然な温もり、体に優しい暖房で、家族が集まりコミュニケーション空間として最適な住宅空間を創る設計に寄与します。建築家としては、(外部に熱源を持ちそこで温水を作り、この温水を配管により床材直下に導いて床材を加温する)温水式床暖房より電気式床暖房の方が良いのではと思います

床暖房の長所

◆温度バリアフリー。
 住宅室内の部屋間の温度差が少なく、フローリングでも冷たくないので高齢者対応である。
 冬場において、高齢者の方々にとって部屋間の移動の急激な温度変化は大きな負担がかかります。これを軽減します。

◆足元からポカポカ。
 頭寒足熱の快適暖房だから、真冬でもポカポカと気持ちの良い暮らしが営まれます。
 床から伝わる電動熱が、部屋全体を均一に温めるので低めの室温でも体の芯まで暖かくなります。

◆一年中快適なリビング。
 冬はもちろん、夏も快適。お掃除も容易。
 フローリング仕上げであれば、夏は涼しく・冬は暖かく快適な空間を提供します。
 アレルギーの原因となるダニやカビの繁殖も抑え、お掃除もし易くクリーンな部屋の維持に貢献します。

◆スッキリとした空間設計ができます。
 部屋を広々と使えて家具のレイアウトも自由自在。
 冬場で使わないときも収納する手間が省けます。
 暖房器具を置くスペースが不要であるので部屋が広く使えインテリアもすっきりとコーディネートできます。

◆クリーンな暖房。
 不快な臭いもなく、いつもでも空気が綺麗。
 床暖房はヒーターで暖めるから空気が乾燥しにくく、のどやお肌に優しい暖房です。また、風が生じないので室内のホコリを巻
 き上げることはありません。

 

床暖房の短所

◆使用時のランニングコストは上がります。
 全ての部屋に床暖房を導入設置しますと、イニシャル・ランニングコストが上がりますので、家族が集まる率が比較的に高いリ
 ビングなど費用対効果をお考え下さい。
 また、想定以上の維持費用に頭を悩ませたりするなど床暖房の導入を後悔される方もいます。

◆設置費用・故障時の修理費用が高くなります。

◆自然素材である無垢の木材:無垢材は、変形が生じます。
 無垢のフローリング材では、いくら硬質な材を使っても人が加工の手を入れない天然・自然の素材である限り『反り』が生じる
 可能性が大きくなります。
 メーカーの床暖房用の建材で住宅設計を施されることをお勧めします。

床暖房・天井埋込カセット型空調機をダブルに設置設計を施した高齢者のバリアフリー住宅

床暖房を設置した高齢者住宅の設計

 

大阪の設計事務所が床暖房を導入した注文住宅の住宅設計は、住み始めてからも愛着がまし共に過ごす時間を楽しんで頂けます。
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