大阪の設計事務所・建築家の住宅設計

メリット

ブランドイメージが確立しており、規格化した住宅の大量生産により標準的な質の建物が得られるという安心感があります。

お客様にとっては、竣工した同じ様な住宅が何棟もあるので、建物にかかる費用と、建物の内容の把握やイメージが容易です。

基本的な仕様が決められていますので、打ち合わせ回数が少なく、間取りが決まれば見積りや図面作成が簡略化でき、短期間で着工～完工となります。

デメリット

『自由設計』をキャッチコピーとしている会社がありますが、これは各社のマニュアルの中での取捨選択のもと、自由設計と表現しているにすぎません。狭小敷地や変形敷地での建物は定型規格外となる場合が多く、その分だけ建築費が上がります。

大量仕入れ、効率化で間取りや仕様が規格化されている上に、自社が販売しようとする工法・建材・指定されたメーカーを推し進め、建築総費用も予想以上に高くなりがちです。

大手ハウスメーカーでは大量に住宅を売る事が前提のため、住宅展示場の費用、広告料・人件費等の営業経費が大きなウエイトを占め粗利が約22％～30％です。又、「長期保証システム」についても気を付けておいてください。

参考ページ ：ハウスメーカーと工務店の 利益率

　　　　　　 ハウスメーカーの 長期補償システム

メリット

インターネットや雑誌だけの情報で建築家を選ぶことに不安が生じるため、インターネットや建築家展と称する会場などで、建築家を紹介したり、プロデュースをする会社が多くあります。

直接　建築家に電話やメールを通じて連絡するよりも、気軽に簡単に相談でき、建て主と建築家との間に入り、アドバイスをするため、安心感があります。

デメリット

紹介（プロデュース）会社は利潤を多く得るために建築家を紹介するだけでなく、品質保持等の理由で施工会社も登録会社から選ぶシステムを取る所がほとんどです。

ましてや紹介会社の実態が施工会社の場合もあります。

紹介会社の利潤・建築家展などの運営経費・工事会社や建築家が支払う手数料や登録料が、お客様がお支払いになる工事料金・設計料金に含まれます。

ハウスメーカーに依頼するのと同様に、信頼感や手軽さと引き換えに、利潤や経費などの上乗せ料金を支払う事と同じです。

メリット

〇〇建築会社・〇〇工務店と同じような名称であっても、リフォーム専門の工務店から、ハウスメーカーのようなフランチャイズ系工務店まで、その内容は千差万別です。

その中でも完全注文住宅を設計し、受注する設計施工型工務店もあります。業態をしっかりと見極めて、地域密着の優良工務店であれば、コミュニケーションもとりやすくお任せできます。

デメリット

建築物の工事金額は、不動産建売会社・建築会社（工務店）の内部基準による算出額となり、施工監理は自社内の自主検査となります。設計士は工務店内の雇用者である為に、口出しはできません。

そのため住む人に合った注文住宅を建てるには、限界が生じます。