子育てが楽になる住宅設計vol.1
巷では「賢い子」「頭の良い子」を育てるための書籍などが多数出版されていますが、基本は親子のコミュニケーション。
どんなに設備のそろった快適な子供部屋があってもそこで孤立してしまうと、特に小さい子供にとっては良い影響は与えられません。
一番大切なポイントは、家族内コミュニケーション。
「ふれあう」 「語らう」 「つながる」
子どもにとって、家族とつながっている、見守られているという安心感が生まれることが、人格形成の大切な一因となります。
また子供にとって一番安らぎが感じられるのは、パパとママの笑顔。
特にママが快適に過ごせるのは、家事がテキパキ効率よくこなせる事が大きなウエイトをしめます。
無二建築設計事務所:建築家は、新築・リフォームの設計で日々の暮らしの中で親子のきずなが深まり、お互いの気配が感じあえる住宅空間、余裕をもって子育てを楽しめるアイデア、子供の知性や感性を育み、心とからだがのびのびと出来る住宅設計で、子育て世代のご家族の応援をします。
建築家自身が子育てをした経験と、子育て世代のいろいろな住宅設計に携わった実績から、自分らしい子育てができる家づくりの設計ポイントを紹介します。
住宅の中でも、生活の中心で、家族のだんらんのメインエリアとなるLDKを中心にポイントを5つに絞ってアドバイス。
今回はその中でも「ふれあいスペース」「リビング階段」「家族ライブラリー」を取り上げます。
★ふれあいスペース
リビングやダイニングに勉強ができるスペースがあると、子供は家族の気配を感じながら安心して勉強ができます。
ママにとっても、子供の勉強の様子を見れたり、質問に答えられたりとメリットが増えます。
最近【リビング学習】という言葉が流行っているように、リビングで勉強すると子供の学力が伸びやすいという結果もでています。
子供の学習スペースの近くに、大人のワークスペースがあると、親が仕事をしている姿を見て一緒につられて勉強したり、勉強する癖付けになったりと、楽しく無理なく勉強ができますね。
★リビング階段
リビング内に階段を設けることで、自分の部屋や玄関へ行く動線としてリビングが通過点となり、自然と家族とのあいさつやコミュニケーションが図れるようになります。
また、リビング階段を通して、子供も親も、家の中の家族の様子や気配が感じやすくなり、安心感が深まるメリットも・・・。
ただし、リビング階段は1階と2階とつながっているため、空調が効きにくくなったり、冬に2階の冷たい空気が流れてくるデメリットもあります。
そんな時には扉をつけたり、側面をガラスで仕切るのはいかがでしょう。
いろいろな視点から、暮らしやすい住宅設計が必要です。
★家族ライブラリー
リビングなどに家族の本をまとめた家族ライブラリーを作ると、子供が本を通して親子や兄弟間で話をしたり、本の貸し借りをしたりと、日常会話とは違う視点でのコミュニケーションが生まれます。
あわせて子供に読書の習慣をつけたり、子供の興味を伸ばしてあげられるなど、知性を育むきっかけ作りにもなります。
次回は【五感を刺激する】 【家事をスムーズに】 を紹介します。
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基本となるポイントは 【大人も子供も一緒に】
遊んだり、勉強したり、話したり・・・。
一緒に一生懸命になれる場所が家の中にあるって 最高だと思いませんか。
全部を取り入れる必要はありません。できるところから、自分たちのスタイルにあったポイントを選んでみましょう。
子供がのびのび育つ家は大人にとっても幸せが感じられる家。
「暮らし育む」がモットーの大阪の設計事務所:無二建築設計事務所は、建築家が子育て経験を活かしたアイデアで、子供も家族もわくわくできる注文住宅の設計をします。
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設計事務所が創る家づくり・注文住宅は、住み始めてから愛着がまし、共に過ごす時間を楽しんで頂けます
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